株式会社Luup、JR西日本・南海鉄道との連携について
株式会社Luupは、西日本旅客鉄道株式会社（以下「JR西日本」）と南海電気鉄道株式会社（以下「南海電鉄」）と連携し、2021年4月2日（金）より大阪のキタ（梅田）・ミナミ（難波、天王寺）の2エリアにて電動マイクロモビリティのシェアリングサービスを開始しました。
まずは、南海電鉄とJR西日本が管理する駅の空きスペースなどに「LUUP」のポートを設置し、駅を訪れる方が小型電動アシスト自転車のシェアリングサービスを利用することが可能となります。
次に2021年の春から夏にかけて、同ポートでの電動キックボードの導入も予定（※1）しており、街の人々に安全で快適な短距離移動手段を提供します。
大阪を代表する交通事業者と株式会社Luupが事業連携を開始することにより、新しい移動手段を大阪の皆様に提供すると共に、将来的なMaaSの実現や、誰もがより安全で住みやすい持続可能な街づくりに貢献します。
MaaSとは
MaaS（マース：Mobility as a Service）とは、バス、電車、タクシーからライドシェア、シェアサイクルといったあらゆる公共交通機関を、ITを用いてシームレスに結びつけ、人々が効率よく、かつ便利に使えるようにするシステムのことです。
（画像出典：Time ＆ Spase by KDDI）
現在、交通手段ルートを検索し、個別に移動手段を手配していますが、近い将来、MaaSが普及すれば、スマホのアプリを使って、経路検索➡各サービス予約➡支払いがシームレスにできるようになります。
サブスクリプション（月額定額制）であれば、料金のことを気にすることなく、さまざまな交通手段を、スマホひとつで自由に利用できるようになります。
Luupの目指すマイクロモビリティのシェアリングサービスとは？
株式会社Luupは、電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービスを通して、日本に新しい短距離移動インフラを創ります。
電動アシスト自転車や電動キックボードのみならず、電動・小型・一人乗りの電動マイクロモビリティを包括的に取り扱い、ファースト・ラストワンマイルの移動手段を確立し、全ての人が自由に移動できる未来を目指しています。
JR西日本の取り組み
JR西日本は、西日本エリアの交流人口、関係人口を増加させることを目指しています。
かかる中、デジタル技術を活用して「移動」や「生活サービス」をシームレスに提供するMaaSを重要な経営課題ととらえ、MaaSアプリ「WESTER」、「setowa」を提供しています。
また、「関西MaaS検討会」へ参画し、島根県邑南町における地域公共交通のデジタル化に向けた配車システムの実証実験など、様々な取り組みを進めています。
南海電鉄の取り組み
南海電鉄は、不透明な事業環境の中でも継続・成長し続ける事業体であり続けるために、既存事業のさらなる深化と同時に、新たな事業領域の探索に取り組んでいます。
"街の置き傘"、傘のシェアリングサービスのチョイカサ「choi-casa」をはじめ、音楽活動トータル支援サービス「EveryBuddy」、テニスプレーヤープラットフォームサービス「LAWN」）などについて、社外パートナーとともに、新たな価値の創出を図るべく取り組みを進めています。
Luup・JR西日本・南海電鉄の相互連携
Luup・JR西日本・南海電鉄は相互に連携して、駅や不動産などの空きスペースにポートを設置していくことで、新しい移動手段を大阪の皆様に提供すると共に、将来的なMaaSの実現や、より安全で住みやすい街づくりを目指します。
LUUPのポート（設置予定）のポート
2021年4月2日（金）より、LuupはJR西日本と南海電鉄が管理する以下の場所にポートを設置予定です。
・大阪駅（大阪府大阪市北区梅田3-1-1）（70台）
・天王寺駅（大阪府大阪市天王寺区悲田院町10−45）（30台）
・森ノ宮駅北口（大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-1−45）（8台）
・森ノ宮駅南口（大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-1−45）（15台）
・大阪城公園駅（大阪府大阪市中央区大阪城３）（10台）
・桜ノ宮駅（大阪府大阪市都島区中野町５丁目１）（15台）
・南海なんば西口駐輪場（大阪府大阪市中央区難波5-1-60）（7台）
株式会社Luupの概要
本社：東京都渋谷区
代表取締役社長兼CEO
岡井大輝
Luupの経営者
